江ノ島、北緑地~ウッドデッキ岸壁。
ここの猫たちが、個人的に好きになってしまった。
少々しつこいようですが、「江ノ島の岸壁の、個性的な面々 3」、いかせていただきます。
さて。
ここの主役、ダークグレ子と、茶トラ白。
向かい合って、なにしているのか。
人間にはうかがい知れない、会話のようなものを、交わしているのだろうか。
猫は群れを作らない。
犬のような階級社会を作らない。
だから、基本的に猫は孤独である。
といって、完全にひとりぼっち、というわけでもない。
なーんて、
最近読んだ本のウケウリなんですがね。
階級社会を作れば、俺のほうがアイツより上、とか、下とか、シンプルに上下関係、主従関係が決定するわけだ。
しかし、そうでない場合、つまり、社会が関係性を決定してくれない場合、個と個の関係は当事者が決めなくてはならない。
群れや、階級社会をつくらない猫。
そうであるからこそ、彼らには、彼ら独特の友情、のようなものが存在するのでは、と妄想したりする。
その友情は、猫同士にも、猫と人間の間にも、存在する。
あいかわらず、妄想なんですがね。
人間は、階級社会を作る。そして、上下関係に左右されない友情も、また感じることができる。
みずからの階級社会を犬に投影し、友情を猫に投影している、それが人間なのかもしれない。
あなたは犬派? それとも猫派? なんて、よく言うけれど。
なーんか、理屈っぽくなってきたので、このくらいにしておきます。
お口直しに、もう一枚、グレちゃんと茶白の、友情ツーショット写真をご覧ください。
仲良きことは美しき哉 by 武者小路実篤
なんて、書いてみたりして(笑)。