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江ノ島ノラびより。

matatanino.exblog.jp

2009年 07月 27日 ( 1 )

江ノ島 展望灯台下の相思相愛サビ猫  その二

「相思相愛」なんて、最近あまり聞かないような言葉を使った。

「江ノ島縁起」によれば、かつて当地を支配していた五頭龍が、降臨してきた女神の弁才天に一目惚れしてしまったエピソードから、江ノ島の歴史が始まる。

ようするに、江ノ島には、恋愛にまつわるご利益があるというわけで、 「恋人の丘」なんて場所に「龍恋の鐘」なんてモノがあったりもする(笑)。

そんな観光スポットにやってくる若い恋人たちの「相思相愛」もいいけど、龍と女神の愛というならば、人間と猫の、種を超えた「相思相愛」もアリかもしれない。

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ところで、鈴の首輪の話。

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島内で働いている方に確認したところ、鈴つきの首輪は、切られた耳同様、避妊手術済の印らしい。

いまでも、島内のノラたちに避妊手術を施す活動は続いてる。

一方で、江ノ島に猫を捨てに来る人も、あとを絶たない。

捨て猫問題は、大変な問題であるが、その問題は人間にだけでなく、捨てられた猫にもふりかかってくる。

縄張りである。

猫は縄張り意識が非常に強い動物である。

猫を捨てようとする人が、例えば、サムエル・コッキング苑が綺麗で良いだろうと考え、そこに猫を置いてきたとする。

しかし、そこにはすでに、猫社会が存在し、人間には見えない猫の縄張りがある。

新参猫が馴染めるかどうかは、わからない。

ほかの猫に、ひどくいじめられてしまう新参猫もいるらしい。

そういう猫は、いなくなってしまうこともある。

あるいは、島内の別の縄張りに移って、なんとかやっている場合もあるという。

島内に、猫の集まっている場所は、いくつかある。

参道界隈、コッキング苑を含む頂上周辺、聖天島公園含む旧市街、北緑地のあたり、…などなど。

それぞれ、猫たちの雰囲気も、場のニュアンスも異なる。

どんな猫が、どこに居つくのか。

縄張りを移動していく猫が、本当にいるのか。

「相思相愛」の心で、猫の感情を理解すれば、そんな謎も解けるのかもしれない。
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by matatabitorajiro | 2009-07-27 03:45