本ブログ、本文の左側、下のほう。
ライフログというコーナーがある。
みずからのフェイバリット書籍&雑誌を掲示する欄なのだが、鳥造&寅二郎は猫関連の出版物から、好きなもの、気になるもの、目についたものを掲載している。
なかには、江ノ島ノラが表紙モデルになっているのが、いくつかある。
カバー・ガール。ならぬ、カバー・ニャンコ。
複数形で、カバー・ニャンズ。
紹介しよう。
まずは、いわずと知れた『散歩の達人』。
2009年6月号、「鎌倉 江ノ電 ノスタルジー」特集のカバー・ニャンコは、
われらが、岩本楼の岩本くん。だった。
上の表紙画像では見えにくいかもしれないけれど、岩本くん、
「この、なつかしい心地よさは、なぜ?」
なんて、セリフを言わされちゃってる。
江ノ島にはたしかに、なつかしい心地よさがあるけどね。
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そして、
先日、岩屋の近くで出会った岩屋くん。
ぶにゃぶにゃおしゃべりな岩屋くん。
おやかたさんが教えてくれたのだが、
猫雑誌『猫びより』(日本出版社)のカバー・ニャンコだった。
しかも。
撮影は、岩合光昭さん!
巨匠に撮られちゃって~、このしあわせ者め!
岩合さんの写真は、ちょっと太めに見えるけどね(笑)。
この『猫びより』。岩合さんほか、芸術家で『老人力』などの著書でも有名な赤瀬川原平さんや、美術評論の伴田良輔さんなどが連載しており、カルチャー系猫雑誌として異彩を放っている。
そういえば、赤瀬川さん、伴田さん、猫に関する著作があるのだった。
『猫びより』は、寅二郎のオススメ。
ちなみに、前号の「アーティストが愛した猫」特集には、敬愛する写真家、アラーキーこと荒木経惟さんが出てた。
荒木さん、女性の写真のイメージが強いが、『愛しのチロ』と題された愛猫チロの写真集がある。
荒木さん最愛の奥さん、陽子さんは、この『愛しのチロ』をとても楽しみにしていたそうだが、悪性の子宮肉腫をわずらい、その完成を待つことなく、逝ってしまった。
『センチメンタルな旅 冬の旅』という、陽子さんとの日々を記録した写真集には、刷り上ったばかりの『愛しのチロ』とともに納棺された陽子さんの姿があり、胸を打つ。
それが、1990年1月のこと。
そして、チロは、まだ生きているらしいことを、『猫びより』で知った。
88年にもらわれてきたというから、20歳以上!
すごいなぁ。
世田谷区から表彰されたらしい。
大幅に話がそれました。
次行ってみよう!
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江ノ島ノラの、お坊ちゃま&お嬢ちゃま地帯、サムエル・コッキング苑(入場は有料)。
そこに生息する、人気者、ウシ。
ウシも、役者と言うか、おしゃべりというか、かなり個性ある猫だと思う。
そんな個性を買われたか、
『ねこのこ』なる猫雑誌の、カバー・ニャンコに!
上の写真では、ちょっとわからないけれど、鳥造の撮影した写真と、表紙写真では首輪が違う。
こまめに世話を焼いている人が、いるんだね。
★
そして。
本ブログ初登場のミケ。
交番前から、海苔羊羹の「中村屋」にいたる、下道の途中。
島民用の駐輪場がある。
そこで出会ったミケ、
上の本のカバーニャンコ、右の子だよね?
この本は、猫写真家の
関由香さんの写真集、『猫の通り路』。
この写真集は、スゴイぞ。
上のミケほか、パトちゃん、岩本くん、エスカー頂上出口のしょーとくん、コッキング苑のウシ、舌の出てる旧市街角っこミケ…などなど、本ブログ的、江ノ島ノラ・オールスターズが掲載されている!
機会があれば、ぜひ、一読を。
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ところで。
やはり。
鳥造&寅二郎としては、
われらが、パトちゃんを、どこかの雑誌のカバー・ニャンコに推したい。
『散歩の達人』さん。
ぜひ、また江ノ電沿線特集を。
そのときは、江ノ島名物交番猫・パトちゃんで、表紙をぜひ。
『ブルータス』さん。
猫特集第2弾を、ぜひ。
最近、谷中が猫を観光資源として持ち上げているけれど、江ノ島も、もう少しそのあたりに積極性があってもいい気が。
そんなあたりの切り口で、観光地と猫、いいんじゃないでしょうか?
そのときは、まこちゃんとかではなく、もちろんはっちゃんとかでもなく、
パトちゃんで、ぜひ。
どっかの芸能事務所のマネージャーか(笑)。