ヒール猫。
なんじゃそれ?
「プロレスのヒール」って言うときの「ヒール」で、悪玉って意味です。
悪玉、じゃ言い過ぎなら、芸能界における悪役商会系というか。
あくまで悪役なんだけど、意外と素顔は面白くてかわいかった。みたいな意味合いにおいて(笑)。
あいかわらず、なんじゃそれ?ですが。
え~、パトちゃんをはじめとする、朱の鳥居や参道あたりにいる猫たちや、コッキング苑やウッドデッキの猫たち…、いわば正統派猫とゆーものに対して、ヒール系猫ってのがいると思うんですよね、江ノ島にも。
たとえば。
汚シロ(読み:おしろ)。
かつて、「汚ギャル」(読み:おぎゃる)なる日本語のスラングが存在したと記憶しておりますが、そのノリで鳥寅が「汚シロ」って呼んじゃってる(ごめん)猫ちゃん。
目が、すこし歌舞伎っぽいのも、チャームポイント。
どうも、グルーミング少な目、がキホンらしい。
旧市街の某駐車場に生息しており、朽ち果てたスーパーカブが好き。
おしろ君、最近、すこしネコトモになってくれた。
そして。
次なるヒールは。
怒トラ(読み:どとら)。
これ、笑ってるんじゃないんですよ。
猛烈に怒ってるんです。
カメラ向けると、必ず「シャー!!!!」です。
そして、本気猫パンチ。
どーしても慣れてくれません。
居場所は、聖天島公園のあたり。「食堂きむら」の向かい。
どとら君、素顔は宍戸錠っぽいというか、酸いも甘いもかみわけた渋いオトナな雰囲気があるにはあるんですが、とにかく怒りっぽい。
そして、次なるヒール猫は。
シャムのヤクザ君(読み:しゃむのやくざくん)。
コワモテ、でしょう。
シャムなのにコワモテ。
シャムなのにヤクザ。
っていうのが、寅二郎としては相当ポイント高いんですが、みなさん、いかがでしょうか?