江ノ島旧市街。
石段ニャンコの
もどき2号。
そして。
もどき3号。
どうして、「もどき」なんて名前なのかというと。
去年の秋ごろ、旧市街の魚屋さんあたりで、茶トラ1号と仲良さそうにしていたキジトラ白のニャンコがいた。
そのニャンコは、
m*さんちのイエ猫修行中ニャンコ「にゃいさん」に似ていた。
そこで、「にゃいさんもどき」と名付けたのがはじまり。
※この記事です
元祖にゃいさんもどきは、なぜかそのあと姿を現さなかったが、似た斑の「にゃいさんもどき2号」、「にゃいさんもどき3号」が出現。
「もどき」に略されたりしながら、今にいたる、とゆうわけです。
ところで。
突然、音楽の話になるんですけど、寅二郎の好きな坂本龍一さんの曲に“M.A.Y. in the Backyard”というのがある。
この曲、ニャンコの曲なんだそうだ。
M.A.Y. in the Backyard
の
M.A.Y.
とは、それぞれ
M=もどき
A=あしゅら
Y=やなやつ
というニャンコの名前のイニシャル。
いまはニューヨークにお住まいの坂本さんが、かつて高円寺に住んでいたとき、お宅の裏庭でぴょんぴょん飛び跳ねたり、うろうろ徘徊したり、ぽかぽか日向ぼっこしたりしていたのが、もどき、あしゅら、やなやつ、の3匹だったそうな。
やなやつ、ってネーミングがすごいけど、注目したいのは「もどき」っていうニャンコ。
さきにいた、「あしゅら」によく似てたから、「あしゅらもどき」。略して「もどき」になったんだそう。
「にゃいさんもどき」と、おんなじですね。
この曲、メインのメロディらしきものがなく、ミニマルミュージックふうの繰り替えしパターンが積み重なっていく、ちょっと変った構成だけれど、ニャンコの曲だと思って聴くと、ちょこまか歩き回ったり、日向ぼっこしたり、飛んだり跳ねたり、獲物を狙ったり、ケンカしたり、というニャンコの生態を音で表現しているみたいに聴こえてくる。
この曲が収録されている『音楽図鑑』というアルバムは、1984年の発売。
ちょうど、鳥造と寅二郎のかつての愛猫、チャーが生まれて少し経ったころ、この曲がウチでかかっていたんだなぁ。
なつかしい。
もどきつながり、ということで記事にしてみました。